ただいまの時刻8:39。ちょっと曇ってますが、スッキリとした朝です。
僕は2010年頃からランニングの習慣があり、朝起きてからひとっ走りするというのが生活のルーティンとして定着していました。
ところが、昨年の11月の病気によって走ることそのものが以前のようにできなくなり、これまでの習慣を改めざるを得なくなりました。
とは言っても、ランニングは体力維持、体型維持、モチベーション向上などで大きな効果があったし、マラソン大会に向けて練習すること自体がすごく自分自身を鍛えるきっかけにもなっていたので、「自分から走ることを取ったら、何を支えに生きていけばよいのか?」というほど落胆し、運動そのものを受け入れなくなっていました。
でも、医者から言われている僕が生き続けるための条件は、「血圧管理」「塩分控えめ」「適度な運動」の3つです。これまでみたいに激しいランニングやマラソン大会出場はできないにしても、適度な運動は続けていかなければなりません。
当初は、頭の中で色々と考えて悶々としていましたが、考えても仕方ないので、とりあえず運動着を着て、シューズを履いて外に出て、少しだけ歩いてみることにしました。時計だけは一丁前にガーミンの高価な時計だったので、外見だけは結構速そうなランナーって感じです。
こんな感じでウォーキングを開始したのが今年の2月頃で、今は9月。あれから7ヶ月くらい経ちましたが、それが何だかんだと続いているんです。
以前みたいに「毎日連続で走り続ける」というプレッシャーは特に設定せず、晴れてたら歩く感じです。いつも3~5㎞くらいを1時間以内で歩いたり軽く走ったりしています。
ランニングの時にはできなかったのですが、気づくと歩いているときに「あーでもない、こーでもない」と呟きながら歩いていたのです。
その内容は「いやぁ、昨日あの人にあんなこと言っちゃったけど、どう思っているのかなぁ」とか「お、なんかいいアイディアが浮かんできたぞ、これを仕事にしたらおもしろいんじゃないか」とか、とにかく頭に思い浮かんだことを自由に声に出して発しています。
僕が歩いているコースは、ところ川の大きな堤防ですし、人はほとんど歩ていないので、僕が何をつぶやこうと誰も聞いていないのです。
呟くだけではなく、たまに大声で歌ったりもしています。
で、色々ぶつぶつ呟きながら1時間ほど過歩いて過ごすと、ランニングと同じような高揚感や達成感を味わうことができます。
早朝ランニングではなく、「早朝つぶやきウォーク&ラン」と命名しました。
以前のようにランニングができなくて気持ちが沈んでいましたが、なんだ、これでいいじゃん!という感じです。
とは言いながら、この習慣を3年くらいしっかり続けて心臓や血管の機能を強化し、マラソン大会に出れるように復活したいという想いはあります。
サロマ湖100㎞マラソンのあのゴールの感動を、もう一度味わうためにも、1日1日を大切にトレーニングを重ねたいです。