インドへ、行ってらっしゃい!

今日から約1週間の行程で、私のお友人兼お仕事のお客様でもある方が旅行兼視察のためインドに出発しました。

「ラダック」というはるか山奥の地域に行って、キャンプをしたりプチ修業的なことを行いながら、自らの魂を磨き上げるそうです。

14名ほどのツアーですが、これには私も参加をしたいと思っていて、申し込みの一歩手前まで行きました。

しかし病院での定期検査の日程が重なったり、忙しい時期でもあることから泣く泣く断念することにしましたが、最大の理由は「健康上の理由」であり、家族にはこれ以上心配をかけれないということでの断念です。

時間もお金もあるけれど、初めてネガティブな理由でやりたいことを我慢するという選択をしました。
(これまで、いかに自由を謳歌していたかということでもありますが…)

私は今から約24年前、バックパッカーで約1ヶ月間、インドを旅したことがあります。

大学の卒業旅行を兼ねて、「一人でインドを旅するぜ!」と張り切って行ったわけですが、金も無い、言葉も文化も分からない、カレーですぐに食当たりをしてから食べ物を受け付けない、途中で航空券や現金を盗まれるなどなどの悲惨な経験をして、やっとの思いで日本に帰ってきました。

「当初は、もう2度とインドなどに行くものか!」と思っていたし、就職をして20年近く働く中でインドへの想いは薄れて行ったし、別に気にしなくなって行きました。

しかし、2018年に起業してからは、組織に頼ることができない、自分の脚で立って生きていかねばならなくなり、「生きる」ことへの執着が強くなるにつれ、インドのあの激しい世界というものが懐かしくなり、「また行ってみたい」と思えるようになってきました。

そんなこんなでいた矢先、突如前述した友人兼お客様がインド行きを決断しました。あまりに思い切った行動に驚いていますが、羨ましさ半分、応援したい気持ち半分で、正直複雑な気持ちですが「俺も行きたかった」が本音です。

でも、命の危機を経験してもう一度生きるチャンスを与えられたけど、今までのようには行かず、セーブして行動しなければなりません。そこには、私への何か大きな教訓が含まれている感じがするし、私はこれを乗り越えながらさらに成長しなければならないのだと思います。

とにかく、元気に出発したので、笑顔で楽しく有意義な時間を過ごして、たくさんのことを吸収して帰ってきて欲しいです。

そして、今回行けなかった悔しさをバネに、私も絶対にインドにもう一度行きたいです。

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