事業計画書づくりに必要な2つの視点

弊社は、中小企業の情報発信サポートや企業情報のインフラづくり目的にホームページや映像の制作などを行っていますが、仕事全体を通して、経営者と一緒に悩みながら企業の未来像を描き、世の中に現することが大きな役割だと感じています。

特に、事業再構築補助金などは、計画内容を厳しく審査されるため、ありきたりな計画では採択を勝ち取ることはできません。とは言え、現実離れし過ぎた計画では実施することができないため、返ってマイナスの印象を与えてしまいます。

計画づくりでの大切な要素は、「事業を通してコロナをどう克服するか?」ということ、そして「再度コロナのような衝撃が走った際に、それを乗り越えられる強い計画かどうか?」という2つ視点に立っていることだと思います。

コロナを乗り越えるほどの強い計画とは、なかなか強烈な内容ですが、よくよく考えてみると、事業者内の経営者と社員の絆、事業者とお客様との信頼関係、地域内のコミュニティの力が大きな推進力となると思います。

最新のデジタル機器やソフトを導入して効率化を図り、コストダウンを図る経営努力はもちろん必要ですが、それ以前に、人の力を結集し、みんなで危機意識を共有して乗り越えるチームを育成しながら事業を成功に導いていくストーリーの方がよっぽど現実的だし確実だと思います。

現在、事業再構築補助金の第9回が受付中でお手伝いさせていただいていますが、今回は「コミュニティづくりとデジタルの融合」という趣旨の計画書にするべく、オーナー様に提案させていただきたいと思います。

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