あの日から15年

今日は3月11日。東日本大震災からちょうど15年が経過しました。僕は、直接あの震災を経験してはいないけど、強烈なインパクトと多くの教訓を与えてくれたので、当時の様子を振り返ってみます。

今日は3月11日。東日本大震災からちょうど15年が経ちました。

僕は直接あの震災を経験したわけではありませんが、強烈なインパクトと多くの教訓を与えてくれた出来事として、当時を振り返ってみます。

震災当日のこと

震災当時、僕は中小企業家同友会しりべし・小樽事務所の事務局長として勤務していました。あの日は蘭越町で入会手続きを済ませ、新たな会員が増えたことに気持ちを弾ませながら小樽へ向けて車を走らせていました。

そのとき、突然地震が起きました。普段では経験したことのない、ものすごく長い横揺れが続きました。しばらくしてラジオとネットで衝撃的な映像が飛び込んできて、ただ事ではないと直感しました。

救援活動と岩手派遣

その日から、被災した東北の同友会に北海道から救援物資を送ろうという動きが生まれました。しりべし・小樽支部の会員企業から事務所に支援物資を持ち寄っていただき、それをひたすら東北へ送り続けました。

その後、全国から被災地に集まる物資を会員企業へ直接届ける必要が生じ、北海道同友会から5名ほどが岩手県に派遣されることになりました。僕もそのひとりに選ばれました。

滞在は1週間ほどでしたが、その経験は今思えばとても貴重なものでした。大量の物資の仕分けや配送支援、津波によって一瞬にして異次元の空間と化してしまった陸前高田市への宿泊、そしてその地で経営を続けようとしている会員企業への訪問とヒアリング——言葉では言い表せないものを肌で感じた時間でした。

北海道に戻って

小樽に戻ってからは、北海道各地の同友会例会を回り、被災地で直接感じたことをお伝えしました。日頃からの安全対策の重要性、経営理念づくりや社員教育の大切さ——震災を通じて改めて痛感したことを、できる限り多くの経営者に伝えようとしていました。

あれから15年

あの震災から、あっという間に15年が過ぎました。その間に同友会を退職し、起業して中小企業をサポートする仕事に就いています。

いつ、いかなる時も経営を維持し発展させていく——そんな経営者としての責任を強く意識するようになった源流のひとつに、あの震災から立ち上がろうとする経営者たちと短い時間ながらも直接関わった経験があると感じています。

今この瞬間も、世界では大きな混乱が続いています。そのような時代だからこそ、今こうして生きていること、事業ができていることへの感謝を忘れず、どんな状況にも柔軟に対応できる会社でありたい——震災の記憶は、その原点をいつも思い出させてくれます。

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