社長の想いを「言葉」にする仕事

おはようございます。ただいま10:02。名古屋市内の地下鉄栄駅近くのスタバでブログを書いています。

4月15日の夜に名古屋に来てから早1週間近く経とうとしています。全く土地勘がなかったので、札幌でいう「ススキノ」のような繁華街「錦」のど真ん中のホテルにしてしまったのですが、これはこれで街のあらゆる表情を見ることができて楽しい経験となりました。

この1週間、それほど忙しい感じでもなかったので、周辺をブラブラ歩いたり、カフェでボーッとしたりしながら、色々な考え事をして過ごしていました。

最も考えたことは、「自分は一体仕事を通してどんな価値を提供できるのだろうか?」ということです。

これまで、ホームページや映像制作、補助金の申請代行などを通じて中小企業経営をサポートするようなお仕事をさせていただいていますが、自分としては”物書き”や”作家”のような感覚が強いです。

経営者とのヒアリングや現場視察などを通じて経営者の中に溢れるビジョンや夢、そして会社に潜むあらゆる問題や課題などを「言葉」にし、そこからポジティブなエッセンスを抽出して事業計画としてまとめ上げる仕事。

実はそれって、私にしかできないことなのかもしれない。

なぜなら、私は1999年〜2018年まで「北海道中小企業家同友会」の事務局員として勤務し、北海道内のあらゆる地域を担当させていただきながら、各地で何十年もの間経営を続ける経営者に直接関わり、経営に必要なエッセンスをたくさん学ばせていただいたからです。

中小企業家同友会が貫いてきた「同友会理念(経営の真髄)」と、経営者から直接教わった無限の「経営手法」、そして私自身が文章を書いたりストーリーを書くのが好きという「特技」が融合して、今の仕事のベースとなっているということに改めて気付かされたように思います。

経営者の想いを私が文章にしてお見せすることで「そうそう、こういうことを言いたかったんだよ!」とおっしゃっていただくことがたくさんあります。このリアクションこそ、私にとっての最大の喜びであり、弊社のお仕事の原点であると感じます。

企業経営をされているみなさんは、それぞれ崇高な志を抱いてお仕事に向き合っていると感じます。その想いをホームページや映像に載せるだけで共感者は必ず現れるし、補助金の事業計画書にまとめ上げるだけで、適切な国の支援を受けることだってできるし、結果的に経営を安定化させることも可能になります。

名古屋滞在中に「無」になって色々と考えながら、改めて自分の原点、株式会社次の一手を起業した原点に立ち返ることができました。

これからも「社長の想いを言葉にする」ことを通して、企業の様々な可能性を切り拓くお手伝いをさせていただきたいです。

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