代表あいさつ

「次の一手」。この名前に込めた想い

私たちの目標は、オホーツク地域にしっかりとした「企業の情報インフラ」を築き上げることです。
オホーツク地域は農業、漁業、林業の第一次産業で支えられていますが、生産のその先に数々の仕事があります。例えば、農産物を加工する仕事、加工場を作る仕事、製品を運ぶ仕事、加工する機械を修理する仕事、店舗で販売する仕事、飲食店やホテルなどなど様々な産業に波及し、多くの人たちが働いて生計を成り立たせています。それらを担っているのはまさに「中小企業」であり、これらの企業なくしては地域は存続することができません。
その一方、情報化社会となって久しい昨今にもかかわらず、大きな弊害も生まれています。例えば、求職者が仕事を探すためにネットで検索しても、膨大な量の情報が画面を埋め尽くしますが、悲しいことに自分にピッタリの職業に出会うことは極めて少ない状況です。また、「あの企業と取引がしたい」と調べてもホームページの情報更新が止まっていたり、紹介されている情報が古すぎて逆に不安になってしまいます。

「企業の価値」を、もっと伝えたい

 どんなに社会のために「いいこと」をしていても、自分やその周囲だけに留めていては何の意味もありません。それを第3者にも伝わるように表現し、理解されてこそ、その意義が果たされると思います。
併せて、企業は経営者一人では経営できません。社員やお客様など、必ず誰かに支えられ存在しています。まさに、企業は「生き物」です。いつ、どんな事態が起こるか分からないリスクも抱えておりますが、たとえ何が起こったとしても、社員やお客様と築いてきた信頼関係を壊してはなりません。

私は約20年間、その間3000名近い中小企業経営者と関わり、中小企業運動のサポートを行いながら、企業や地域づくりを前進させるお手伝いをしてきました。そこで分かったことは、経営の血液となる「情報」の大切さです。日々、経営者を悩ませる売上不振、人材の獲得困難、社員の早期離職などの多くの問題は、活発な情報発信やコミュニケーションによって改善される事例も数多く見てきました。

私たちは、企業や地域の「情報発信」という取り組みに対し、映像、ホームページ、パンフレット等を提供することで、未来を創造する「次の一手」となりたいと考えています。

株式会社 次の一手
代表取締役 境井 健志