「僕」という人間は長い間、“堅い殻”を被って生きてきました。
それは“組織の一員”として、常にそのブランドを背負って人と向き合う必要があったためです。
しかし、「本当の自分」とは大きくかけ離れたものであり、つまり僕は社会向けの人間を演じ続けていたのだと思います。
起業した途端、“組織”からは外れましたが、何せ20年も背負っていた殻です。すっかり身体に馴染んでいて、そう簡単には外れません。
「本当の自分」とは、どんな存在か?空想の世界、変なもの、変な人、スピリチュアル的な物事、不思議なことをこよなく愛する「変人」だと思います。常識の枠にカッチリとハマって生きている人を見ると、気の毒で仕方ありません。
「人生」は自己表現の舞台であり、生まれる前に設定した課題を克服するための道場のような場所であり、自己実現を通して幸せを感じることができる遊園地みたいな空間でもあると思います。
このようなことは、組織人時代は決して口にはできませんでしたが、昨日、とある2名の方と話したときに思い切りカミングアウトしてしまいました。そのお2人は、前職時代から大変お世話になっている方だったので、さぞかし驚いたことでしょう。でも実は、そのお2人もどこか僕と同じような側面も持ち合わせており、むしろお互いが夢中になって話しているという感覚を覚えました。
結果的に、僕はすごくスッキリしたのです。これまでの殻を捨てて、新しい自分が誕生したような清々しい気持ちです。ちょっと変だけど、本当の自分を表現できたし、おおむね理解していただくこともできた。これからは、本当の自分としてお話しができるだろうし、全く予期しない楽しい展開も期待できます。
シャンパンと同様、栓が外れた瞬間、ドバドバと本当の自分が止めどなく出てくる感じがありました。きっと、しばらくこんな感じで出続けると思います。
本当の自分で生きるって、すごいワクワクします。
皆さんも、堅い殻を脱ぎ捨てましょう!
