今、弊社では北海道オホーツク総合振興局とJTBの共同プロジェクト事業の委託を受け、「人材確保と定着」をテーマにしたアンケートを集めています。
昨日、このアンケート事業の関連で、5年以上前からお世話になっている理美容室に行きました。同店経営者の想いは一貫しており、「理美容業界で働くスタッフの処遇改善」について熱い想いを持ち、以前から力を注いでいます。
これまでの常識としては、床屋さんや美容室は週2日間の休みは決まっているものの、職人的な要素が強くて「あまり休めない職種なのでは?」という感じだったと思います。
ところが、この理美容店は違いました。スタッフ一人一人が社会人として、父として、母として、そして地域人として生活できるように処遇改善に向けての挑戦を続けてきました。しっかり休みをとり、有休もどんどん使ってもらい、人生をエンジョイできるようにサポートしています。
でも僕は、「稼働日数が減った分、売上って減っちゃったんじゃないか?」と思い、恐る恐る経営者に聞いてみました。
すると、
「いえ、実は売上が増えているんです」との回答が。
「ええっ!?すごい!」
これって、まさに経営努力の賜物です。推察するに、客数が減ったとしてもそれをカバーするような工夫を加えているのだと思います。
人を大事にすること、社員の人生を尊重する経営こそ、いい循環を生み出すということの証明だと思います。
実際、僕はこの理美容室に行くのが、すごく楽しみなんです。
とても明るいし、みんな楽しい!快適な空間です。
そして、技術が確かで、仕上がり抜群!これって、すごくポイント高いです。“プロ根性”がハンパありません。
きっと一筋縄ではないと思いますが、揺ぎない信念と、小さな小さな努力の積み重ねの賜物です。
すごく身近に、こんな素敵な理美容店が存在することに、大きな幸せを感じます。
