幸いなことに「火災」には全く縁がないが、今年は沖縄県首里城の全焼をはじめ、全国的にも火災のニュースが絶えない。最近では、北見市でも住宅火災があり、亡くなった方がいた。
北見市端野町に拠点を構えてから色々な付き合いが増える中、今年の春から端野消防団に入団した。生まれて初めて消防訓練などを経験し、その役割などがだんだん分かってきた状況だ。
昨日は久しぶりのお役目として、消防車に乗って火災予防を周知するという任務を実施した。消防車への乗車も初体験ということで、すっかり童心に帰ってしまい、ワクワクな感じで約1時間を過ごす。
消防車のサイレンと防災へのアナウンスは当たり前のように聞いていたが、自分が発信側になってみると、地域の安全を願う気持ちが強くなった。火災というのは予期せぬ事態ではあるが、その被害はどんどん大きくなり、最悪な事態になると失意のどん底に突き落とされる。未然に防ぐことができるので、日ごろから防災への意識を高めていかなければならない。
最近は、訓練などもなく、そして火災も無かったので「消防団員」という自覚が薄れていたが、巡回活動を通して自分自身の防災意識が高まり、地域の安全という広い視点を持つことができた。
